研究室を知る

ご挨拶
研究室見学はいつでも(何度でも)歓迎です!
当研究室はエネルギー資源の未来を切り拓く化学テクノロジーの開発を目指しています。
そして、時々刻々と課題が変化する未来社会をたくましく切り拓いていく、研究人材の育成を目指します。
当研究室は一緒に新しいことにチャレンジいただける学部生・大学院生の参画を歓迎します!
少しでも興味・関心があれば、気軽にお問い合わせください。
研究活動を通じて皆さんと一喜一憂できることを楽しみしています。

野々口 斐之
Nonoguchi Yoshiyuki
野々口研の研究は、未知への挑戦。エネルギー資源の未来を切り開いていく世界です。手がかりや前例がないことも多く、だからこそクリエイティブに、より大胆な仮説を持って取り組んでいく必要がある。そこにやりがいがあります。
私はこれからも前例がない未知の分野において、新しい発見やテクノロジーの開発に取り組みたいですし、人生のテーマにしたいと思っています。そして今よりちょっと安心できる社会づくりにつながれば嬉しいです。
経歴
京都工芸繊維大学 工芸学部 物質工学科 卒業
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 訪問研究員
アドバイザー:Galen D. Stucky教授
日本学術振興会特別研究員DC2・PD(奈良先端大)
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 博士後期課程修了(短縮修了)
主指導教員:河合 壯 教授
日本学術振興会特別研究員PD(産業技術総合研究所)
受入:畠 賢治 研究チーム長
奈良先端科学技術大学院大学 特任助教
奈良先端科学技術大学院大学 助教
JST微小エネルギー領域 さきがけ研究者(2020年3月まで)
研究総括:谷口研二先生 研究副総括:秋永広幸先生 アドバイザー:青合利明先生
京都工芸繊維大学 材料化学系 講師
文部科学省 卓越研究員
株式会社fff fortississimo 共同創業者・取締役
野々口研究室について
3つの成長ポイント
みなさん自身の持続的な成長を支えるために、以下の3つを掲げています。

研究へのパッション
新しいことを知りたい。だれも見たことのない材料を作りたい。結果が出てうれしい。研究が楽しい。起業しよう。研究に向かう熱いパッション(情熱)を持てるようなきっかけを見つけてほしいと願っています。

考え抜く力
どのように作ればよいか、どのようなメカニズムか、など学術研究でよく直面する“ひらめき”が必要なシチュエーション。確かな学識とそれを適切に組み合わせる能力はもちろん、未来を創造するチカラを伸ばしてほしいと願っています。

未知に挑戦する勇気
ステレオタイプが溶けていくこの時代、道なき道を進むことが求められますが、まずは一歩を踏み出す勇気が必要です。これは研究活動も例外ではありません。研究での成功体験獲得を通じてこの勇気を身につけてほしいと願っています。
自由な研究風土と支援体勢

毎週月曜AMまたはPMに検討会を行います.ディスカッションは随時行います。
アルバイトや部活は制限していませんが、体調管理も含めて学業に支障のないよう心がけていただいています。院試勉強をされる方はがんばりましょう。3×3推薦対象者は大歓迎です。
研究テーマは、教員と相談しながら設定し、4回生から1人1テーマで取り組んでいただきます。実験操作や勉強は教員と先輩が随時フォローします。アイディア勝負の世界ですから、物おじせず、ぜひいろいろ提案してください。
研究がうまくいったときは学会で発表したり、論文を書きましょう!国内外の学会に研究費で行くことができます。学会発表や論文発表など研究実績を重ねておくとRA、授業料免除、奨学金獲得のチャンスがあります。もちろん就活でのアピールにもなります。修士課程在学中から自分で論文を書いた強者もいらっしゃいます。
もっと実力を高めたい方、自分の腕一本で勝負したい方、世界を股にかけて活躍したい方には博士後期課程への進学をお勧めします。早い段階から研究経営(マネジメント)を重点的に指導します。ドクター進学希望者には積極的に経済支援を検討します。スタートアップ(起業)に興味のある方も歓迎です。
幅広い受け入れ体勢

高専や他大学から、社会人ドクターなども大歓迎です。
化学系の学力試験や面接諮問を突破していただく必要がありますが、外国人入試のお問い合わせも歓迎します。可能な限り多様性を受け入れ、インクルーシブ(包括的)なラボを目指しています。
気軽に、お問合せやtwitterからご相談ください。
多種多様な就職先

2017年以降の修了生の進路です。
博士後期課程:シェブロンジャパン
博士前期課程:村田製作所/積水化学工業/京セラ/ダイキン工業/マクセル/エア・ウォーター/凸版印刷/コーセー/日本製紙/YKK/日本化薬など
沿革・所属

ナノ物性化学研究室は2021年1月、野々口講師の着任とともに開室しました。1970年(昭和45年)頃より寺西博先生、濱ノ上熊男先生、中山敏弘先生らが取り組まれた光物理化学は現役世代では一ノ瀬暢之先生(励起分子工学)に引き継がれており、野々口は当分野で採用されたテニュアトラック教員です。ラボの系譜は旧制・京都高等工藝学校(明治35年〜)の共通教育・化学教室(理学系)にはじまり、物質工学科などを経て現在は応用化学課程の学生を受け入れています。
所属
学部 | 工芸科学部 物質・材料科学域 応用化学課程 |
大学院博士前期課程 | 材料創製化学専攻 |
大学院博士後期課程 | 物質・材料化学専攻 |
私たちと共に
最先端にチャレンジ
してくださる
学部生・大学院生を
募集しています
新しいことにチャレンジする学部生・大学院生を歓迎します!
高専や他大学から、社会人ドクターなども大歓迎。
お気軽にお問合せください。