研究室を知る
ご挨拶
当研究室はエネルギー資源の未来を切り拓く化学テクノロジーの開発を目指しています。
一緒に新しいことにチャレンジいただける学部生・大学院生の参画を歓迎します!
当研究室では研究活動を通じ、ナノ材料合成や物性化学に関する研究技術を学ぶことができます。
論理的な思考や挑戦心を培うことで、時々刻々と課題が変化する未来社会をたくましく切り拓いていく、研究人材の育成を目指します。
少しでも興味・関心があれば、気軽にお問い合わせください。研究室見学はいつでも何度でも歓迎です。
研究活動を通じて皆さんと一喜一憂できることを楽しみしています。
野々口研究室について
研究風土と支援体勢
毎週月曜AMに検討会を行います.ディスカッションは随時行います。
アルバイトや部活は制限していませんが、体調管理も含めて学業に支障のないよう心がけていただいています。
研究テーマは、教員と相談しながら設定し、4回生から1人1テーマで取り組んでいただきます。実験操作や勉強は教員と先輩が随時フォローします。アイディア勝負の世界ですから、物おじせず、ぜひいろいろ提案してください。
研究がうまくいったときは学会で発表したり、論文を書きましょう!国内外の学会に研究費で行くことができます。学会発表や論文発表など研究実績を重ねておくとRA、授業料免除、奨学金獲得のチャンスがあります。もちろん就活でのアピールにもなります。修士課程在学中から自分で論文を書いた強者もいらっしゃいます。
もっと実力を高めたい方、自分の腕一本で勝負したい方、世界を股にかけて活躍したい方には博士後期課程への進学をお勧めします。早い段階から研究経営(マネジメント)を重点的に指導します。ドクター進学希望者には積極的に経済支援を検討します。スタートアップ(起業)に興味のある方も歓迎です。
幅広い受け入れ体勢
高専や他大学から、社会人ドクターなども大歓迎です。外国人入試のお問い合わせも歓迎します。
化学系の学力試験や面接諮問を突破していただく必要がありますが、可能な限り多様性を受け入れ、インクルーシブ(包括的)なラボを目指しています。
気軽に、お問合せやX(ex. twitter)からご相談ください。
就職先
2018年以降の修了生の進路です。
博士後期課程:シェブロンジャパン
博士前期課程:エア・ウォーター、京セラ(2名)、コーセー、タツタ電線、凸版印刷(現・TOPPAN)、日東電工、日本化薬、日本製紙、マクセル、三井化学、村田製作所(2名)、NSSLCサービス、博士後期課程進学
沿革・所属
ナノ物性化学研究分野(野々口研究室)は2021年1月にスタートしました。ラボの系譜は旧制・京都高等工藝学校(明治35年〜)の共通教育・化学教室にはじまります。当時は火薬など高圧化学に取り組まれていたようです。1970年代の寺西博先生の頃より光物理化学が開始し、当時としては最先端のルビーレーザーや、80年代にはフェムト秒レーザーが導入されました。光物理化学研究はその後、濱ノ上熊男先生、中山敏弘先生、一ノ瀬暢之先生に引き継がれています。当研究室は化学熱力学・反応速度論の系譜を踏まえつつ、光や熱の制御を含む新しいエネルギー関連化学を展開します。
所属
学部 | 工芸科学部 物質・材料科学域 応用化学課程 |
大学院博士前期課程 | 材料創製化学専攻 |
大学院博士後期課程 | 物質・材料化学専攻 |